一刻も早い終息を祈りたいこの疫病ですが現在は、外出の自粛・在宅ワーク・コロナ不況のよる減収、倒産、失業と暗い話題ばかりがTV・新聞をにぎわしています。
「朝の来ない夜はない!」「明け方が最も暗い」など少しでも未来につながる考えを持ち巣ごもりするしかないのですが
この疫病終息後も見ていかないといけません。
パターン1
景気の失速による不景気が騒動後もしばらく続く。オリンピックは結局中止になりさらに不景気が続き2025年の大阪万博も中止もしくは規模の縮小となる。
このパターンは最悪です。( ;∀;) おそらくというか間違いなくリーマンショック以上の事態です。当初の計画以上の財政出動が求められますが日本の財政にその余力があるかどうかです。
デフレが再び勢いを増していきます。倒産件数がすごい数となり失業者が溢れ自殺者が再び急増していきます。
パターン2
希望的観測も含めてですが巣ごもりで抑圧されていた人々が一斉に消費に向かうと同時に当初からの計画通りの財政出動によりさらに消費景気を盛り上げてまさに抑圧からの反動景気となる。
オリンピックも無事開催される。インフレとなっていく。
私感ですがこのパターンの可能性も結構あると思います。コロナ対策としてお金をバンバン配りました。
まき散らしたお金はどこから出たの? 借金ですね国債を中心とした。
でももっと突き詰めると印刷したんですお札を。借金ですが現ナマは日本銀行で印刷すればいくらでも増やせるんです。
紙とインキと印刷機で製造するんです。国債の債券が配られるわけではありません。
お金の流通量が増えるとお金の価値が下がりますこれがインフレです。第一次世界戦後のドイツでは、ベルサイユ条約による不況により物凄いインフレが起こりました。これはお金はあるけど物が無い状態に陥ったからです。(もちろんドイツの通貨の価値の下落もあります)
この騒動後、物が売れだすと商品不足になる可能性はあると思います。中国を中心とした製造ラインが見直され製造が追いつかなくなり物不足となりインフレとなる。
製造ラインが海外から国内に戻る。
インフレならなんとか立ち直れそうのも思います。政府のその時のかじ取りが大切です。
とにかくこの疫病が終息するのを今は、期待して不要不急の外出を控えて抑え込みたいものですね。
京都中央支店 宮本