みなさんこんにちは(^^)
京都北支店 河島 Aです。
昨夜から台風の影響ですごい突風が吹き荒れています。
外でゴーゴー風が鳴っていると、安全な場所に居ても怖くて落ち着かないのです。
こんな日は、幼いころの体験を思い出します。
小学一年生のある日、下校時に季節風と雨。
校区最果ての集落なので友も無し。通行人も無し。
学校で二番目に小柄、何度も反り返る赤い傘を離すまいと必死。
「怖いなぁ…怖いなぁ…」
小さな塊となって半ベソで突き進む。
すると珍しく母が途中まで迎えに来てくれた!
ホッとして手を繋ぎたいけれど、暴れる傘。
「風が来る方へ傘の先を向けなさい。」と教えられ、
両手で傘をギュッと握ってついてゆく。
何とも言えない安堵感に包まれ歩く。
その時!あらぬ方向からその日一番の突風が!!
「あ~れ~~~!!」
身体が宙に浮き、私だけメリーポピンズ。
傘を握ったまま路肩から下の畑に転落、大泣き(笑)
幸い、生い茂った葛のツルでファサッ…、傘だけバキバキ。
助け上げてくれた母もびっくり、振り向いたら子が居なかったと。
いや~ひとりだったら這い上がれなかった…。川じゃなくて良かった…。
つま先が引きずられ地面から離される感覚は本当に怖かった。
その日得た教訓は今も活きて
「強風の日は傘をささない、ずぶ濡れの方がマシ。」
年中過酷な田舎道通学、
その後も
新雪を平泳ぎ、野良犬の群との睨みあい、3学期の答案用紙を村じゅうにまき散らす春一番、などなど、いろいろとありましたが、
自分の身を守る術を学んだ気がします。
今は風が吹いても飛ばされませんよ。