最近、「禅」に関する本がよく出ています。しかも、かなりわかりやすく解説してあるんですね。
その中に、「無心風来吹」という仏教用語の解説がありましたのでご紹介します。
「無心風来吹」とは、夏の暑い日に、そよそよと風が吹いてくる。それによって私たちは一時の涼をもらうことができます。
しかし風は、何も私たちを涼しくさせようとして吹いているのではありません。ただ無心に吹いているだけ。
幸せというのは、分け与えるものではないんですね。自分が持っているものを分け与えるという発想ではなく、自分が何も持ってないのに
他人に与えることが幸せを分けるという事。
たとえば自分が幸せになりたいと願うなら、まず周りの人の幸せを考えること。周りの人の幸せを願うこと。
相手の幸せを考えるならば無心になって尽くす。見返りを求めたり、自己満足に浸ったりではなく
ただただ無心にその人のために何かをしてあげる。
一陣の風になるがごとく、人の幸せを思う!!
そんなかっこいいおじさんになりたいと思う今日この頃です。
BY BOSS