先週のことですが、
無性にご来光が見たくなって大好きな山の一つであります石川県にある白山(標高2702m)までご来光を拝みにいってきました。
まだ、標高1800m以上は雪道となっておりガスが発生したり暗くなると迷いやすくなる時期で、山開きも行われておらず、完全な自己責任で登らなくてはならない状況です。
年間数回以上入山する良く知っている山でも、夜間登山となると危険度は格段に上がるので、装備や準備は万全で望みます。
また、朝4時半の日の出に標準を合わすと、登山開始時刻は午前1時半頃に設定しなくてはならないので、完全な暗闇(暗黒の世界でもあります)であり、夜行性を好む野生動物との遭遇リスクも重なり、非常にデンジャラスだったりします。
入山するまでは不安で心寂しい心理状態も、いざ入山すると不思議なほど心が落ち着いていて、木々の華でる音色や野鳥の鳴き声などが心地よく、”無の境地”を体験しているような不思議な状態でした。
山頂には避難小屋で前泊されていらした数名の登山者と遭遇しましたが、完全貸切状態な山頂で素晴らしい日の出をほぼ独り占めして最高な一時でありましたよ!
その時撮影した写真を1枚。。。
山頂の岩肌を太陽が照らして赤く見えるモルゲンロート現象をどうぞ。
自然が作る作品にしばし脱帽してしまいました。
IB-kyoto kawashima.k






