先日、テレビを観ておりましたら、自分の家に帰るのにパスポートが必要な日本人がいると
特集をしていました。
日本国内には在日米軍基地が多数あり、そこは日本ではなくアメリカ領土であるということは
私も知っていたのですが、まさか自宅が米軍基地のど真ん中にあり、帰るためにパスポート
が必要な家が日本にあるとは考えたこともありませんでした。
こういった外国の中に自国の領土があることを『飛び地』というそうですが
（正確に言えば米軍基地が日本国内におけるアメリカの飛び地ですが・・・）
日本にもそんな土地があるとは、実に興味深く見させてもらいました。
ところが世界では飛び地は珍しいものではないようです。
特にオランダ領の中にベルギーの飛び地があって、その中にオランダの飛び地があるという町。
「愉快な飛び地の町」として観光地にもなってるバールレ＝ナッサウという町がオランダの中にあります。
実に複雑怪奇な国境線が町中に張り巡らされており、部屋の中を国境が走っている家もあるそうです。
米軍基地の中を通って日本の飛び地に行くという体験は一生出来そうにありませんが
いつかぜひオランダで疑似体験をしてみたいものです。
京都１０９
