弊社でももちろん、お客様にも花粉で困っておられる方が本当に多くおられますね。
去年まで全然平気だったのに、今年からひどい花粉に悩まされている方も居られます。
自分もいつなるかと思うと・・戦々恐々の毎日を送っております。こんにちは、エナミです。
さて、奈良では「お水取り」も終わり、いよいよ季節の変わり目ですね?
私が一番好きな季節は「秋」。紅葉が始まりだすと、毎年そわそわが止まりません(笑!)。
ただ近年は紅葉の時期が本当に短くて、タイミングを逃してしまうことが多く、とても残念な気持ちで「秋」を見送ることが多いのです。
もう一つ、待ち遠しくしているのが「梅」の季節。
奈良と三重、京都の県境にある「月ヶ瀬村」へ行きたくなる。
同じくタイミングを逃すことが多いのですが、
今年はタイミングを計って無事に梅を満喫することが出来ました。
奈良での学生時代に出会ったこの場所は、私にとって、とても大切な場所の一つです。
いたるところで梅が咲き誇るこの場所、何でこんな所に梅が?と思うほど。
元弘の乱で敗れた御醍醐天皇が奈良の笠置から落ち延びる際、それを追って逃げた女官達がこの地で匿われたそうです。世話をしてくれたお礼にと、梅が着物を染める染料になることを教えて亰で売ることを薦めたのだとか。その染料がとても高く売れたことから村を挙げて梅の木を植えた、という伝説が残っているそうです。
山の斜面に植えられた梅の古木たちが、立体的に紅白色とりどり、美しい花を咲かせる様は圧巻。何度来てもまた来たくなる、そんな場所です。
「紅葉」まではまだ間がありますが、次は「桜」。
季節のうつろいを愉しみたいものです。