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2012年5月7日 月曜日 お知らせ

竜巻の損害は保険で出るかご存知ですか?

5月6日の竜巻で被害に合われたみなさまに心よりお見舞申し上げます。

 

今年はいろいろな出来事、事故が多いゴールデンウィークでしたね。

無免許運転の車が通学途中の児童の列に突っ込んで死傷者が出た事故。

(無免許運転でも相手への賠償は対人、対物とも自動車保険で担保されますが、運転手・同乗者のケガ、運転していた車の修理代は担保されません。心情的には当たり前のように思いますが。)

ディズニーランドへの高速バスの事故。

北アルプスの山岳遭難事故。(ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山道具を使用するような本格的な登山の場合、山岳登はん用の割増保険料で加入した傷害保険で担保されるケースもあります)

中でも衝撃的だったのは5月6日の茨城県つくば市の竜巻。

倒壊した自宅の下敷きになって中学生が死亡、40人以上がケガ、

140棟以上の家屋が全壊、半壊の被害が出ました。

竜巻が通過した後の映像は、被害が大きくて大変ショッキングなものでした。

竜巻ってアメリカの映画で見たことはありましたが、

日本でもこんな大きなものが発生するんだと怖くなりました。

 

ところでこの、竜巻の被害、保険で出るの?

 

答えは先日の暴風雨の時にご説明したように、

家屋や家財の被害については、火災保険で出るものもあれば 出ないものもありますという答えになってしまいます。

「風災」の補償が付いてなければ補償されません。

また、「風災」が付いていても

20万円以上の損害でないと支払われないものもあります。

 

火災保険は「火災」といえども、

保険金の支払いは「火災」よりも実は「風災」のケースが多いんですね。

ですので、「風災」を外すと火災保険料は安くなります。

最近、火災保険料を安くするために「風災」を外して

「火災・落雷・爆発のみ担保」という火災保険に加入されるケースが増えてきています。

この場合、竜巻の損害は補償されません。

 

火災保険を契約される場合は、

保険料の高い、安いを単純に比べるのではなく、

どこまで補償されるのかよく見比べて契約されることをお勧めします。

特にローンを組んで家を購入するときに、勧められるままに加入した火災保険は要注意です。

これから台風が発生する季節。

その前に、今の契約がどこまで補償されるのか不安という方は一度保険証券診断を受けて下さい。

 

 

また、もちろん新たなご契約のご相談も承ります。

 

火災保険相談受付TEL

南草津店 0120-522-245

京都中央店 0120-711-081

京都店   0120-123-383

 

追記:

2012年5月時点のものです。商品改定等により現在と内容が異なる可能性がございます。