みなさんこんにちは 京都北支店 河島Aです。
秋ですね~。秋が来ると眺めたくなる絵本。
みなさんは、 ぐりとぐら をご存じですか?
半世紀ちゃんのわたくしが幼き日に触れた絵本なのですが、
今でも書店に並んでいます。
娘が2歳になった時、ハードカバーのものを買って
初めて読み聞かせした本です。
森の木や色づいた葉っぱ、木の実の色使い、今でも古さを感じさせない、かわいらしい画風です。
小さな動物 ぐりとぐら が森へ出掛け、大きな卵を見つけます。
その卵を使って、カステラを焼くことを思いつきます。
大きなフライパンをもってきて、焼き始めると
森じゅうのいろんな動物が集まってきます。
それを仲良くみ~んなで食べる絵で終わります。
娘はそのページを開いたまま枕元に立てかけ、ニコニコしながら眠りについたものです。
あのころは可愛かったな~ぁ―――。
とぉに家を出た娘、今やベッドサイドにお化粧をしたイケメンのうちわを掲げておりますがな…。大きなうちわを…。
あぁ、あの懐かしい日々は遠く…。
そんな娘、教育実習をお世話になった園で、
最終日に絵本の読み聞かせの機会を頂いたらしく、
この、ぐりとぐら を園児たちに読んで差し上げたとのこと。
それを聞いたこのバカ親、絵本を掲げる娘とお話に引き込まれる園児の姿を想像し、
同時に幼き日の娘が目に浮かびまして、不覚にも電話口で号泣(笑)
み~んなで何かを食べる幸せ。
それだけを伝えたかった母と、それだけは受け継いだ娘です。