「家族カードって何を使えばいいのかな?」
「使いやすい家族カードってあるのかな?」
このように感じている人もいます。
家族カードはクレジットカードを持っている人と生計を共にする人が手にできるもので、保有すると一般的なクレジットカードと同じ機能を使えるようになるので便利です。
今回は、家族カードのおすすめカードを紹介していきます。
- 家族カードのおすすめカード
- 家族カードの選び方
- 家族カードを選ぶ際の注意点
- 家族カードで見られる質問
これから家族カードを検討している人は、この記事を読んでおすすめできるカードを見つけましょう。
家族カードのおすすめカード9選
家族カードは多数のクレジットカードが提供しています。
その中でもおすすめできるクレジットカードが9つあります。
カード名 | 年会費 | 家族カード年会費 | ポイント還元率 | 利用限度額 | 発行条件 | 発行制限枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 無料 | 無料 | 0.5% | 100万円まで | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大10枚 |
三菱UFJカード | 1,375円 | 440円 | 1.5% | 100万円まで | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大3枚 |
PayPayカード | 無料 | 無料 | 最大1.5% | 無制限 | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大10枚 |
ライフカード | 無料 | 無料 | 0.5% | 200万円まで | 18歳以上の配偶者・親・子 | 無制限 |
三井住友カードゴールド(NL) | 5,500円 | 無料 | 0.5% | 200万円まで | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大10枚 |
JALカード | 2,200円 | 1,100円 | 0.5% | 無制限 | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大8枚 |
楽天カード | 無料 | 無料 | 1.0% | 100万円まで | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大2枚 |
イオンカード | 無料 | 無料 | 0.5% | 無制限 | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大3枚 |
アメックスグリーン | 13,200円 | 6,600円 | 0.3% | 無制限 | 18歳以上の配偶者・親・子 | 最大4枚 |
PayPayカードの注釈
ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイント※ がもらえます。
※ PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。
手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」
「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
これから紹介するクレジットカードをチェックしておけば、家族カード選びで失敗する可能性は大きく減りますので、参考にしてみましょう。
三井住友カード(NL)はセキュリティ面で安心
- 家族ポイントで還元率アップ
- ポイントアップのプログラムも使える
- 家族カードもナンバーレスでセキュリティが高い
三井住友カード(NL)はナンバーレスカードとして有名です。
いち早くナンバーレスという方法を採用したことにより、セキュリティ面を大幅に強化していることで知られています。
三井住友カード(NL)には家族ポイントという概念が存在しており、登録した家族の人数分だけ、対象の店でポイント還元が増やせます。
家族を登録すれば、対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元!
三井住友カード(NL)|家族ポイント
「家族ポイント」サービスに登録し、対象のコンビニ・飲食店での店舗でのお支払いでカードをご利用いただくと、通常のポイントに加えて、ご利用金額200円(税込)につき”家族の人数”%ポイントが還元されます。
ポイントを還元させたいと考えている場合は、家族カードを持っている人を登録するなどして、より多くのポイントを付与させる方法がおすすめです。
また、Vポイントアッププログラムを活用すれば、最大でポイント還元を8%まで引き上げられることから、より多くのポイントを獲得できます。
発行されるカードは全てナンバーレスとなっていることから、家族に対してもセキュリティの高いカードを付与出来て、安心して使わせられる状況が作れます。
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
利用可能枠上限 | 100万円まで |
選択可能なブランド | Visa,Mastercard |
家族カード発行条件 | 18歳以上で生計を共にする配偶者・親・子 |
三菱UFJカードはコンビニのポイント還元率が高い
- 本会員よりも安い年会費で利用可能
- 提供されるポイントは本カードを持っている人と合算
- ゴールドカード以上は年会費無料
三菱UFJカードはポイント還元率が高いカードです。
一般的なクレジットカードはポイント還元率が1.0%とされているものが多くなっていますが、三菱UFJカードは1.5%まで引き上げられるサービスがあります。
実は三菱UFJカードの本会員は1,375円を年会費として負担しなければなりませんが、家族カードの年会費は440円と安くなっています。
1名さまにつき440円(税込)
三菱UFJカード|年会費
ゴールドカードの場合は年会費が免除されるようになるため、三菱UFJカードのゴールドカードまでランクを上昇させ、年会費の負担を軽減していくという方法も有効です。
また、得られるポイントは全て本カードを持っている人と合算されることから、家族で三菱UFJカードのポイントを貯められるようになります。
各種ポイントプログラムも本会員さまと合算してためることができます。
三菱UFJカード|ポイント
ポイント還元率の高いカードを家族で利用していくと、より多くのポイントを獲得できます。
年会費 | 1,375円(初年度無料) |
家族カード年会費 | 440円 |
ポイント還元率 | 最大1.5% |
利用可能枠上限 | 100万円まで |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard,AMEX |
家族カード発行条件 | 18歳以上の配偶者・親・子 |
PayPayカードはPayPayを利用するなら使いやすい
- 最大10枚まで発行可能
- 家族もPayPayクレジット利用可能
- アプリで取引履歴が閲覧可能
PayPayカードはPayPayに強みを持っているカードです。
唯一PayPayにチャージできるクレジットカードとして知られており、PayPayを利用していくのであれば持っていて損はないカードとなっています。
PayPayカードは家族に対して最大10枚まで発行できるため、大家族でもクレジットカードが足りないという状況を防げます。
PayPayカードの家族カードは最大10枚まで、PayPayカード ゴールド(年会費:税込11,000円)の家族カードは最大3枚まで発行できます。どちらも家族カードは年会費は無料です。
PayPayカード|家族カード
大量にカードを発行できることから、家族全員に対してPayPayカードを付与して、一緒のサービスを利用させるという状況が作れます。
また、家族もPayPayクレジットが利用可能となるため、PayPayの利便性を向上できるメリットがあります。
家族会員もPayPayアプリでPayPayクレジットが利用可能
PayPayカード|PayPayクレジット
チャージしたPayPay以外でも支払いができるようになるため、より便利な状況を作りやすくなります。
利用している状況もカードを保有している人がしっかり閲覧できるようになっていて、カードの利用状況がわからない状況を防ぎやすいのもメリットです。
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 最大1.5%※ |
利用可能枠上限 | 審査により変化 |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard |
家族カード発行条件 | 18歳以上で本会員と生計を同一にする配偶者、親、子 |
PayPayカードの注釈
ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイント※ がもらえます。
※ PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。
手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」
「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
ライフカードは誕生月にポイント3倍の特典が受けられる
- 家族カードのポイントを合算
- 支払いも合算で簡単に支払える
- 誕生月はポイント3倍
ライフカードは、多くの人に利用されているクレジットカードの1つです。
昔から年会費無料で提供していること、Vプリカの発行に使える便利なカードであることなどが影響し、多くの方に利用されています。
ライフカードの家族カードが利用したポイントは、本カードを持っている人に合算される仕組みとなっているため、家族が使ってくれた金額が簡単にポイントとなります。
家族会員さまのご利用分もポイントがたまります!
ライフカード|ポイント
家族カードの支払いは本カードと契約している人が合算で支払うものとなっていますので、家族へ支払いの負担が強いられる問題もありません。
何よりもメリットとなっているのは、ライフカードは誕生月のポイント還元が3倍になっている点です。
誕生月にカードを多く利用していれば、より多くのポイントを稼げるようになります。
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
利用可能枠上限 | 200万円まで |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard |
家族カード発行条件 | 18歳以上で生計を共にしている家族 |
三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円利用で年会費無料
- 家族カードの年会費無料
- 国内旅行傷害保険が付与される
- 100万円以上の利用で年会費無料
三井住友カードゴールド(NL)は、一般カードの三井住友カードを上位ランクにしたものです。
ゴールドカード限定の特典が付与されている他、利用可能枠の上限が増えていることから、多くの利用可能枠を作れるようになっています。
最大のメリットは、ゴールドカードにもかかわらず年会費無料を実現できる点です。
家族カード年会費
年会費無料
三井住友カードゴールド(NL)|年会費
ゴールドカードを無料で提供できるという利点は大きく、ランクお高いカードを家族に渡して、よりステータスを高められるようになります。
また、三井住友カードゴールド(NL)には国内旅行傷害保険が付与されており、海外旅行と合わせて旅行時のトラブルに対応できるようにしています。
本カードを保有している人は、100万円の利用が確認できれば年会費無料にできることから、支払いを1つにまとめておけば毎年の年会費負担を免除できる可能性があるのです。
少しでもステータスの高いカードを狙っている場合は、三井住友カードゴールド(NL)を検討してください。
年会費 | 5,500円(年間100万円以上利用で無料) |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
利用可能枠上限 | 200万円まで |
選択可能なブランド | Visa,Mastercard |
家族カード発行条件 | 18歳以上で生計を共にする配偶者・親・子 |
JALカードは家族でマイルを多く貯められる
- 家族が利用したカードのマイルを2倍受け取れる
- 家族のマイルを合算できる
- 付帯保険がしっかりしている
JALカードは航空会社が提供しているクレジットカードです。
基本的にマイルを貯めるために利用するカードとして使われていますが、単純に信頼性の高いカードを保有したいという人にも好かれています。
JALカードは家族が利用しているマイルを多く受け取れるサービスを準備しており、利用することで家族が利用した際のマイルを二重取り出来る状況を作れます。
本会員が「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会していれば、家族会員のご利用分も自動的にショッピングマイルが2倍たまります。
JALカード|プレミアム
対象のサービスに入会していれば、家族のマイルが2倍に増えますので、より多くのマイルを獲得できます。
また、家族カードによって発生したマイルは本カードを持っている人に合算されるため、家族が多くの利用をしてくれればマイルを簡単に貯められます。
家族でマイルを合算できる「家族プログラム」に登録できるから、特典交換にグッと近づきます。
JALカード|マイル合算
付与される保険も年会費を請求しているだけあってしっかりしており、安心してクレジットカードを利用したいと考えている家族におすすめです。
年会費 | 2,200円(初年度年会費無料) |
家族カード年会費 | 1,100円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
利用可能枠上限 | 審査により変化 |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard,AMEX |
家族カード発行条件 | 18歳以上で本会員と生計を同一にする配偶者・親・子 |
楽天カードは家族間でポイントの移動ができて便利
- 家族の間でポイントの移動ができる
- 家族が利用した情報が通知される
- カードデザインが豊富
楽天カードは楽天経済圏で強みを発揮できるカードです。
楽天関連のサービスで利用するとポイントを二重取りできる状態になっており、多くのポイントを獲得できるチャンスを持っています。
家族カードと楽天カードを契約している人の間で、ポイントの移動が可能となっているため、保有しているポイントを自由に移動して使わせるという方法が可能です。
貯めたポイントをあげたり、もらったりすることができます。
楽天カード|家族カード
ポイントの移動はクレジットカードを持っている人と家族カードの人でも可能ですし、家族カードと家族カードの人でも可能になっていることから、色々な人にポイントを譲り渡せます。
また、楽天カードは家族が利用している情報がわかるため、家族カードを勝手に利用されている問題を防ぎやすくなっています。
カードご利用内容をメールでカンタンに確認でき、紛失や盗難の際にも安心です。
楽天カード|利用状況
カードの利用状況をしっかり把握できることから、支払いを担当している人がカードの利用に気づかないという状況がありません。
カードデザインも豊富に用意されていることから、本カードと契約している人は好きなデザインでカードを発行できるところも優れています。
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
利用可能枠上限 | 100万円まで |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard,AMEX |
家族カード発行条件 | 18歳以上で生計を共にする配偶者 (親、子、内縁や同性パートナーも可能) |
イオンカードは夫婦でイオンの買い物を5%OFFにできる
- ゴールドカード保有者は家族カードもゴールドカード
- 家族の利用分もポイントを貯められる
- 家族もWAON一体型のカードを手にできる
イオンカードはイオンで大きな活躍が期待できるカードです。
現在はWAON一体型と呼ばれる、電子マネーのWAONが使えるようになったものも登場しており、買い物の際にかなり便利な状況を作ってくれます。
イオンカードは年間50万円以上の利用でゴールドカードを無料で発行できますが、ゴールドカードを保有している人は家族にもゴールドカードを付与できます。
ご本人さまカードがゴールドカードの場合は年会費無料で家族カードもゴールド券面で発行
イオンカード|ゴールドカード
事前にゴールドカードまで昇格しておけば、家族にもゴールドカードの特典を付与できることから色々と強みを持たせられます。
また、家族が利用した金額もポイントとして還元されることから、WAONポイントを貯めたいと思っている時などに便利です。
何よりも便利なポイントとして、イオンの家族カードはWAON一体型をそのまま提供できるという部分です。
イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)、トイザらス・ベビーザらス・カードなど(株)イオン銀行が発行するクレジットカード
イオンカード|発行できる家族カード
イオンカードセレクトやWAON一体型のイオンカードも対象になっていることから、家族にWAONの機能を使わせることにより、イオンの買い物を更に便利な状況へと持っていけます。
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
利用可能枠上限 | 審査により変化 |
選択可能なブランド | JCB,Visa,Mastercard |
家族カード発行条件 | 生計を共にする18歳以上の方(配偶者や子供、親など) |
アメックスグリーンは家族カードの年会費半額
- 家族会員も同じ機能を利用できる
- 年会費ではなく月額費用を支払う
- 日常生活での安心感が得られる
アメックスグリーンはアメックスが発行している一般カードです。
アメックスは世界で信頼性の高いクレジットカードを提供していますが、その中でも一般カードとして知名度の高いカードとなっています。
家族会員についてもアメックスグリーンの本カードと同じ機能を持っているカードが手に入りますので、本カードと同じ機能を気軽に利用させるという意味では強みを持っています。
また、アメックスグリーンの支払い方法は年会費ではなく月額費用という計算になっていますので、将来的に解約することを検討している際に余計な支払いが発生しづらくなっている点も魅力です。
月会費1,100円(税込)
家族カード 月会費550円(税込)
アメックスグリーン|年会費
何よりも日常生活の安心感を得られるようになっている点があり、ちょっとした問題にも対処できる仕組みが準備されています。
うっかり落としてスマートフォンの画面にヒビが入ったり、水濡れしたときなどの修理代金や、火災・盗難に遭った際の購入代金を補償します。基本カード会員様だけでなく家族カード会員様のスマートフォンも補償対象になるのでご家族にも安心を。
アメックスグリーン|スマートフォン・プロテクション
スマホの修理などもクレジットカードが補償してくれるため、日常生活で問題が起きた時にカードに助けてもらえるというのも安心できるポイントです。
年会費 | 13,200円 |
家族カード年会費 | 6,600円 |
ポイント還元率 | 0.3% |
利用可能枠上限 | 審査により変化 |
選択可能なブランド | AMEX |
家族カード発行条件 | 18歳以上の配偶者・親・子 |
家族カードを利用していく5つのメリット
家族カードを利用すると、5つのメリットを得られるようになっています。
- 年会費の節約が期待できる
- ポイントの合算や移動ができる場合も
- 家族カードは審査を受けないケースがある
- 家族の支払い状況も1度に確認できて安心
- 優待特典が家族カードにも付与されている傾向が多い
家族カードはクラスの高いカードを利用する場合、年会費を節約できる場合があります。
また、ポイントを合算して受け取れるため、少しでもポイントを多く獲得したいと考えている人に便利です。
ここからは、家族カードを利用するメリットを詳しく説明します。
年会費の節約が期待できる
家族カードを発行することで、年会費の節約が期待できます。
元々年会費が永年無料となっているカードには効果がないものの、年会費を必要としているゴールドカード以上の場合、家族カードであれば年会費無料で提供される場合があります。
年会費有料のクレカ発行 | 年会費無料の家族カード発行 |
---|---|
年会費を請求されるためコスパが悪い | 年会費は請求されないためコスパがいい |
年会費無料のゴールドカードを発行する方針で進めていけば、年会費を取られてしまうクレジットカードを何枚も発行するよりも負担は軽減されていきます。
特にゴールドカードでも年会費の高いカードでは、一部のカードが家族カードのみ無料としている場合がありますので、発行できればかなりお得です。
多くの人にクレジットカードを渡したいと考えている場合に、家族カードを検討しておけば家計を助けられる可能性も高くなります。
ポイントの合算や移動ができる場合も
家族カードはポイントの合算や移動ができる場合もあります。
全てのカードが対応しているわけではありませんが、大半の家族カードはポイントの合算に対応しています。
一般カードを個別に与える場合 | 家族カードを与える場合 |
---|---|
ポイントは利用している個人で管理する | ポイントは本契約している人だけに付与される |
家族カードのポイントも得られるようになっていけば、普通にカードを利用しているよりも多くのポイント還元が受けられるようになり、欲しい商品との交換も期待できます。
また、楽天カードのようにポイントの移動が可能となっているクレジットカードでは、必要なポイントを相手に渡し、買い物に利用させるという方法も使えます。
ポイントを自由に移動させる、合算してポイントを多く得られるという状況は、多くのポイントを得たいと考えているユーザーにおすすめです。
家族カードは審査を受けないケースがある
家族カードは審査なしで発行できる場合があります。
家族カードの審査は本会員だけであり、家族会員は審査の必要がありません。
セゾンカード|審査
セゾンカードの記事にもありますが、家族カードの審査は本会員だけが担当しており、家族カードを持つ人は審査の必要はありません。
審査なしでクレジットカードを保有できるというのは、審査を通過できずに苦労している人にとっては大きなプラスとなります。
- 収入が不足している人
- 過去に返済トラブルを起こしている人
どのようなカードの審査を受けても審査に落とされている場合、家族カードを発行してもらうことでクレジットカードを手に入れられる可能性が高まります。
特に収入が不足していることが原因でカードが保有できない人は、まず家族カードを発行してもらい、自分の収入が得られるようになってから希望するカードの審査を受ける方法が有効です。
家族の支払い状況も1度に確認できて安心
家族カードは支払い状況が本会員に通知されるものがあります。
全てのカードが対応しているわけではないものの、家族が利用している状況は本会員にメール等で通知されるようになっており、明細を見ればすぐに確認できる状況を作り出しています。
家族カードで利用された明細は、家族カード会員様および本カード会員様の楽天e-NAVIよりご確認いただけます。
楽天カード|利用明細
楽天カードでも利用している明細は、本会員の利用明細に記載されるようになっており、どのようなカードの利用をしているか判断できるようになっています。
家族が高額な買い物をしている状況がわからない、家族カードを利用している状況を理解して安心しておきたいと考えている場合には、利用明細の通知や確認ができるカードを選んでください。
通知されるだけでも安心感は大きく高まりますし、何よりも家族がどのような利用状況となっているのか判断し、自分のクレジットカード利用にも繋げられるところがメリットとなります。
優待特典が家族カードにも付与されている傾向が多い
クレジットカードに付帯されている優待特典は、家族カードにも付与されている傾向が多くなっています。
一般カードではあまり優待特典が得られないため関係ないように思われますが、ゴールドカード以上になると優待特典がそのまま提供され、利用しやすい状況を作りやすくなります。
- 空港ラウンジを無料で利用可能
- レストランの割引対応
- ホテル代金の優待
本来であれば難易度の高いゴールドカードの審査を通過した人だけが得られる特典も、家族カードであれば簡単に得られます。
家族に対しても優待特典を付与させるようにしておけば、空港ラウンジを利用できる人数が増える他、レストランの割引も多くの人が適用できる傾向にあります。
優待特典が多くなっているのは、クレジットカードを利用してお得感を得やすくなっていることから、できることから家族にも付与しておきたいところです。
特にゴールドカード以上の家族カードを選ぶ際は、家族カードにも優待特典が付与されるかしっかりチェックしておきましょう。
お得な家族カードを選ぶ際のポイント
お得な家族カードを選ぶためには、次のポイントを押さえておきましょう。
- 年会費の安いカード
- ポイント還元率
- 優待特典
- 引き落とし口座の共通
- 高いステータス
家族カードにも年会費の負担が必要なものもありますので、年会費の負担を避けたいときは無料のカードを選んだほうが無難です。
また、ポイントを大量に貯めているのであれば、ポイント還元率についてしっかり考えていく必要があります。
ここからは、家族カードを選ぶポイントを詳しく説明します。
家族カードを含めた年会費ができるだけ安いカードを選ぶ
家族カードを含めて、年会費ができる限り安いカードを選ぶのがコスト面でおすすめです。
年会費は本カードと契約している人に加えて、家族カードの金額も負担しなければなりません。
家族カードの年会費が加算されるカードの場合、毎年の年会費負担だけで数万円に到達するものもあります。
年会費無料のカード | 年会費がかかるカード |
---|---|
家族カードも無料なので発行しやすい | 本カードに加えて家族カードの年会費も負担する |
年会費がかかるカードを発行するだけで相当な負担になる可能性もあります。
特にゴールドカードやプラチナカードの家族カードは、年会費の徴収をしているカードがいくつかありますので、発行する際は気を付けておかなければなりません。
どうしても家族カードの負担を軽減させたいと考えているなら、年会費無料のカードを発行してください。
家族カードの年会費も含めて確認しておき、より年会費の負担を軽減できるカードがないか探しておきましょう。
ポイント還元率は家族カードも高いものがおすすめ
ポイント還元率の高いカードを選ぶのもおすすめです。
基本的に家族カードのポイント還元率は、本契約しているカードと同じ数値となっているため、元々のポイント還元率が高いカードを選んだほうが多くのポイントを得られます。
家族カードのポイントを少しでも多くしたいと考えているなら、ポイント還元率1.0%以上のカードを優先して選び、家族にもカードを使ってもらうのがおすすめです。
ポイント還元率が高い | ポイント還元率が低い |
---|---|
家族が使ってくれるとポイント還元がさらに増える | 家族がどれだけカードを使ってもポイントが得られない |
ポイント還元率の低いカードでは、家族にどれだけ使ってもらっても得られるポイントが限られてしまいます。
少しでも高いポイント還元率を確保し、カードを少し利用してもらうだけで多くのポイントを得られるようにしておくのがお得です。
家族カードを多く利用してもらうことによって、本契約している人がカードを利用していない場合でも、ポイント還元を多くできる可能性が高くなります。
家族がどれだけ利用するのかも含めて、ポイントを多く還元できる対策はしっかり進めておきましょう。
家族カードでも優待特典を得られるカードを狙う
家族カードにも優待特典がしっかり準備されているカードを選んでください。
優待特典というのは、クレジットカードを持っている時に付与されているサービスのことで、カードによって付与されているサービスに違いがあります。
優待特典が多ければ多いほど有利であるのは間違いなく、旅行や普段使いの状況で安心できる状態を作り出してくれます。
優待特典が多い | 優待特典が少ない |
---|---|
保有しているだけで多くの特典が得られる | カードを保有しても優待特典があまり得られない |
優待特典があまり得られない状況になってしまうと、カードを持っているメリットが減ってしまいますし、家族カードの恩恵も少なくなってしまいます。
ゴールドカードやプラチナカードのように、カードを保有しているだけで優待特典が得られるようにできるものを選んでおくなど、家族にも優待特典が大量に付与されてお得なカードを利用するのもおすすめです。
一般カードではあまり優待特典が得られなくなってしまうものの、ステータスの高いカードや年会費の高いカードを中心に優待特典が充実しているため、色々な特典を見てカードを決めるのもいい方法です。
引き落とし口座はなるべくまとめられるものが便利
家族カードの引き落とし口座は、なるべく本カードを持っている人が引き落とす方針にした方が安心です。
家族カードの引き落とし口座決定方法は、次の2つが準備されています。
- 本契約している人の口座引き落とし
- 家族が契約した口座から引き落とし
支払い方法がクレジットカードによって分かれていますが、家族が契約した口座から引き落とされるものは、家族カードの情報がわかりづらくなってしまいます。
どれくらいの金額を利用しているのかわかりづらい状況にならないように、本契約している人が口座引き落としによって支払う方法が有効です。
本契約している人の引き落としであれば、家族の引き落としに負担がかかりませんし、使っている金額もある程度把握できるようになります。
よりカードを利用しやすい状況を作ると同時に、家族の利用状況を把握してカードを使い続けられる環境を作っておくのが大切です。
家族にもステータスを与えたいならゴールドカード以上
家族にもステータスを付与したいと考えているなら、ゴールドカード以上のカードを選んでください。
クレジットカードは保有しているランクによって、ステータスと呼ばれるものが付与されます。
一般カード | ゴールドカード以上 |
---|---|
ステータスはほぼないに等しい | 高級なカードを持っているステータスが付与される |
ステータスが高いカードを保有していると、家族も含めていい生活ができているとアピールできます。
周りに対して一般カードだけで生活しているのではなく、より高いランクを得られるカードを持って生活させているという意味で、収入面の強みを持っていると判断されやすいのです。
少しでもステータスを高めたいと考えているなら、最初からゴールドカード以上を優先して選ぶようにして、より高いステータスを提供させられるようにしましょう。
家族カードを選ぶ際の注意点
家族カードを選ぶ際には、注意すべき要素がいくつか存在します。
- 利用履歴は本カードに付与
- 信用情報に影響はない
- 口座が分かれていると支払いが面倒
- 本カードの解約で家族カードも解約
- 本カードの利用停止で家族カードも停止
- 家族カードの年会費は本契約が負担
クレジットカードは利用しているとクレヒスと呼ばれるものが付与されますが、家族カードで使った情報はプラスとして加算されません。
また、本契約している人がクレジットカードでトラブルを起こしていると、一緒に家族カードも処分されてしまう可能性があるので気をつけておきましょう。
ここからは、家族カードの注意点を詳しく説明します。
家族カードの利用履歴は本カードを持っている人に付与される
家族カードの利用履歴は、本カード持っている人に付与されます。
家族カードを利用している人が利用履歴を増やしているというわけではなく、本契約しているカードを持っている人の利用履歴に加算されるという状況になっています。
つまり家族が利用している履歴はすべて本契約している人が管理することとなり、何らかの問題が起きている時も本契約を持っている人に影響が出てしまうのです。
本契約をしている人 | 家族カードを利用している人 |
---|---|
家族カードの利用状況も影響する | 利用してもなにも影響しない |
家族カードを利用している人は、どれだけ問題を起こしたとしても何も言われない傾向があります。
しかし、本契約している人に対して、利用履歴や利用している状況などをしっかり通知されますので、家族カードのトラブルもわかってしまうのです。
家族カードでトラブルが起きると面倒ですので、常にカードでトラブルを起こさないようにしてもらう対策が必要です。
家族カードでは信用情報のプラスは増えない
家族カードを利用しても信用情報に何かプラスされるという状況はありません。
これは利用している人にも付与されませんし、本契約している人にも付与されません。
家族カードが利用している情報というのは、ただ利用履歴が存在していると判断されるだけであり、クレヒスとして認められるものではないと判断されています。
クレヒスで認められるもの | クレヒスに認められないもの |
---|---|
本契約している人が利用したカードの情報 | 家族カードによる利用 |
クレヒスを増やせばより高いランクのカードを発行できる可能性があります。
しかし、家族カードで無理やり増やす方法は取れないことから、クレヒスを貯めるのであれば契約しているカードを利用するしかありません。
家族によってクレヒスに有利な状況を作るというのは不可能ですので、間違ってもカードを多く利用させて有利な状況を作らないようにしておきましょう。
引き落とし口座が分かれていると支払いが面倒になる可能性がある
引き落とし口座が分かれている場合、支払いが面倒になってしまう可能性があります。
一般的に家族カードの支払いというのは、本契約している人にまとめられているケースが多くなっています。
しかし、一部の家族カードは別の支払い口座を指定できるようになっており、家族と本契約している人の支払いを分けられるようにしているのです。
一見すると便利な方法のように思われますが、引き落とし口座が分かれていると次の問題が起きてしまいます。
- 支払い状況がわからない
- 利用状況がわかりづらい
- 未払いの状況が起きる可能性もある
一番の問題はカードの利用状況がわかりづらくなり、本契約している人に対してマイナスの状況が起こりやすくなるという部分です。
どうしても安心してカードを利用したいということであれば、本契約している人が支払い口座を選択できる状況を作っておきましょう。
本カードを解約すると家族カードも強制解約になってしまう
本カードを解約した場合、家族カードは強制的に解約となってしまいます。
本カードと家族カードは結び付けられているものであり、本カードを解約した場合は家族カードを保有する資格もなくなってしまいます。
解約するというのは、家族に対してもクレジットカードを返さなければならないという状況になってしまうため、本当に解約してもいいのかしっかり考えてください。
場合によっては新しいクレジットカードと契約し、家族カードを付与してから前のカードを解約するなどの対策を取り、カードを使えない状況を減らしていく必要があります。
本カードの利用停止は家族カードの利用停止につながる
本カードの利用停止処分を受けた場合、家族カードも同時に利用停止されてしまいます。
先ほど説明した通り、本カードと家族カードは結び付けられており、本カードにマイナスの状況が起きてしまうと家族カードも一緒に影響を受けてしまうのです。
本カードが利用できないと判断された場合、家族カードについても同様に問題が起きると判断されてしまうことから、利用停止処分を受けてしまいます。
家族側は勝手に利用停止にされるという問題を抱えてしまいますが、本契約している人に問題が起きている以上仕方ない状況と言えます。
- 毎月の支払いをしていない
- 不正利用が複数回確認されている
- 変なサイトでの利用が多く確認されている
怪しいと思われる行為に対して容赦なく処分してくる可能性がありますので、本契約している人は変なカードの使い方は避けてください。
家族カードの年会費は本カードが負担する
家族カードの年会費は本カードの契約者が負担します。
家族カードは無料で発行されているものも多くありますが、一部のカードでは年会費の支払いが必要となっており、毎年の年会費は本カードの年会費に加算されます。
本カードを保有している人は、家族カードを発行した場合に年会費負担が増えてしまう問題を覚悟して発行しなければなりません。
特にゴールドカードやプラチナカードでは、年会費が急激に増える可能性があるので注意してください。
おすすめの家族カードを選ぶ際のよくある質問
おすすめの家族カードを選ぶ際に出てくるよくある質問を見ていきましょう。
- 家族カードは何枚でも発行できますか?
- 家族カードを持っていると優待特典が2倍に増えますか?
- プラチナカードでも家族カードは用意されていますか?
- 家族カードでラウンジの利用人数を増やせますか?
- 家族カードを持っている人が本カードを発行することは可能ですか?
- カップルでも家族カードは発行可能ですか?
家族カードを保有している時の疑問が多く見られています。
また、家族以外でもカードを提供できるか不透明な部分が気になる傾向にあります。
これからカードを発行するのであれば、しっかり疑問を解決してから発行してください。
家族カードは何枚でも発行できますか?
家族カードの枚数は、クレジットカード側が認めている枚数までに制限されます。
カード会社側は、家族カードがどれくらい発行できるか決めており、指定されているカードの枚数以上は発行できなくなっています。
多いものであれば10枚程度は発行できますので、色々な家族に付与しても大丈夫な状況が作られるのです。
一方で4枚程度に制限されていると、家族のカードが足りない可能性があります。
家族カードを持っていると優待特典が2倍に増えますか?
家族カードを持っていると優待特典が増えるものもあります。
例えば空港ラウンジを利用する際の特典は、家族カードを持っていると利用者を増やせるようになっています。
レストランの割引なども含めて、家族カードにも同じ特典が付与されていれば優待特典は倍になるものと判断してください。
ただ、保険などの要素は基本的に倍にならず、金額が変更されません。
プラチナカードでも家族カードは用意されていますか?
プラチナカードでも家族カードが用意されています。
三井住友プラチナカードなら、本会員のカードの機能・サービスはそのままの「家族カード」が、年会費無料でお申し込みいただけます。
三井住友プラチナカード|家族カード
三井住友カードの事例ではありますが、プラチナカードでもしっかり家族カードは準備されています。
更に年会費無料で提供してくれるものもあるため、プラチナカードを家族がタダで手に入れられるというお得な状況も作れます。
本契約するのが困難とされているプラチナカードも、家族カードであれば気軽に提供できるのは間違いありません。
家族カードでラウンジの利用人数を増やせますか?
家族カードでラウンジの利用人数を増やせます。
空港ラウンジや店舗のラウンジは、保有しているクレジットカードの枚数に記載されている人数だけ利用できます。
家族カードは1枚のクレジットカードとして認識されるため、ラウンジの利用人数は家族カードで認められている人数まで利用できるのです。
家族カードを大量に保有しておけば、空港ラウンジを利用できる人数も大幅に増やせるようになります。
家族カードを持っている人が本カードを発行することは可能ですか?
家族カードを持っていても本カードを発行できます。
家族カードを持っている状態で本カードの契約を希望している場合でも、審査を通過できればカードを受け取れるのです。
しかし、本契約した場合は家族カードを保有できなくなってしまうため、強制的に家族カードは解約しなければなりません。
家族カードを保有したままクレジットカードを次々と発行するというのは無理な話ですので、事前に契約を破棄しておきましょう。
カップルでも家族カードは発行可能ですか?
カップルは家族カードを発行できません。
家族カードの発行条件というのは、次の条件を満たしている場合のみです。
しかし、家族カードに申し込めるのは、「本会員の配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方」と規定されていることがほとんどです。ですから、同棲カップルの場合、原則として家族カードの発行はできません。
三菱UFJカード|カップル
同棲しているカップルであっても、家族として認められていないことから、家族カードは発行できません。
家族カードを発行するためには、結婚して配偶者とならなければ不可能なのです。
どのような状況であっても、別の家族であると判断されれば家族カードの対象にはならないものと判断してください。
おすすめの家族カードは多数ある!特典を確認して使いやすいものを選ぼう
家族カードにはおすすめできるものが多数あります。
特典や年会費などをしっかり確認しておき、少しでも利用しやすいものを見つけておくのがおすすめです。
高いランクのクレジットカードにも家族カードはありますので、色々なカードを選択肢に入れて検討していくのもいい方法です。
なるべく家族にもいい状態を付与できるように、少しでも理想的なカードを自分で見つけられるようにしましょう。