無職でも作れるクレジットカードはある？審査やおすすめのカードを徹底解説

「無職でもクレジットカードって作れるのかな？」

「無職がクレジットカード持っても大丈夫？」

このように思っている人もいるのではないでしょうか。

クレジットカードは無職が保有しても大丈夫かという点や、作成したいけど審査に通過するか不安等といった点が無職の方から不安視されています。

この記事では、クレジットカードが無職でも発行できるのか説明します。

無職でもクレジットカードが保有できるようになれば、色々な買い物ができるようになるのでとても便利になります。

無職でも作成できるおすすめのクレジットカードを紹介しているので是非参考にしてください。

クレジットカードが無職でも作れる4つの事例

クレジットカードは無職でも作成できます。

キャッシングと同じように無職は認められないように思われますが、返済能力がしっかり備わっている無職であれば発行できるのです。

実際にクレジットカードを発行できる事例がいくつか確認されています。

一番わかりやすいのは家族カードを発行する場合です。

家族カードであれば審査もありませんし、本人の収入も関係なく発行できます。

家族カード以外に、無職でもクレジットカードを本会員として発行できる場合もあります。

本人名義で発行できる条件も紹介するので、ぜひご確認ください。

なぜ無職でもカードを発行できるのか理由も合わせて、詳しく解説していきます。

専業主婦で家族が多くの収入を持っている場合

専業主婦の場合、家族が多くの収入を持っている場合は本会員で契約できる場合があります。

専業主婦は収入を持っていないため、誰かの支えがなければクレジットカードを発行できません。

しかし、家族が収入を持っており、返済能力を担保できる状況になっている場合、専業主婦でも本会員のクレジットカードが手に入ります。

専業主婦で家族の収入が少ない	専業主婦で家族の収入が多い
クレジットカードの審査は通過できない	クレジットカードの審査を通過できる

家族の収入が多く、ある程度利用しても返済できると判断された場合は、審査を通過できる可能性が高くなります。

特に旦那さんが収入を多く持っている場合は、審査を通過できるケースが多くなっていますので、自分名義のカードを希望している場合は審査を受けてみるのもいい方法です。

実際にクレジットカード会社側の条件にも、配偶者の収入があれば本会員になれると記載されています。

18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方（高校生を除く）。

MUFGカード公式サイト|申込条件

申し込む際クレジットカード会社側には、配偶者の収入で返済できるという情報をしっかり伝えておけば問題ありません。

審査内容次第ではありますが、会社側が認めてくれるようであればカードの発行は比較的容易にできます。

学生で両親が支払い能力を持っている場合

学生の場合、両親が支払い能力を持っている場合はクレジットカードを発行できます。

ここで発行できるのは一般的なクレジットカードというより、学生専用クレジットカードが主体となります。

学生専用クレジットカードというのは、学生の収入、または家族側に収入があれば発行できる仕組みとなっているのです。

18歳以上で学生の方（高校生を除く）。

MFUGカード|学生

学生に収入がないと判断されている場合でも、家族が支払える能力を持っていると判断される場合は審査を通過できます。

学生カードに限っている条件ではあるものの、本人が収入を持っていない場合でもクレジットカードを手にできるのは大きな要素です。

もちろんアルバイトなどで収入を稼いでおけば、学生でも本会員カードを簡単に発行できる場合があります。

アルバイトでも支払い能力を担保できない場合は、両親に相談して学生カードの発行を目指してください。

貯金が多く存在しており支払い能力が高いと判断される場合

一般的に無職はなかなか審査を通過できないのですが、貯金が多く存在している場合は審査を通過できます。

実はクレジットカード側の申込内容に預貯金を記載する項目があり、現在の貯金額から支払い能力があると判断してカードを発行してくれる場合があるのです。

預貯金はかなりの金額が必要となってしまう場合があるものの、貯金が多くなっていればいるほど審査は通過しやすくなっていくのでチャンスは十分あります。

預貯金が少ない	預貯金が多い
審査を通過できる可能性はほぼない	預貯金を記載できるカードは審査を通過できる

クレジットカードの審査を受ける際に、預貯金の記載を認めているカードを探しておけば、審査通過の可能性があります。

一部のカードのみ対応している方法ではあるものの、預貯金の数値だけで審査通過が望めるようになっていれば、無職でも審査通過は狙いやすくなるのです。

家族カードを発行する場合

最後に家族カードを発行する場合は、無職でも発行できます。

家族カードは無職でも発行できるルールが存在しており、次の条件を満たせば誰でも手にできるようにしています。

本会員の配偶者・親・子供（高校生を除く18歳以上）の方。

※本会員が学生の場合にはお申し込みいただけません。

MFUGカード|家族カード

本会員の配偶者や親、子供に該当している人であれば、クレジットカードの審査なしで発行できます。

家族カードは本会員カードと違い、利用した金額を元々契約している人が支払う方法となっていますので、家族が無職だったとしても問題なく支払い能力は担保できます。

審査なしで発行しても安心してカードを使い続けられる状況が生まれていることから、無職の人は家族カードを発行する方法を狙った方がいいのです。

どうしても本会員のカードで審査を通過できない場合は、親や配偶者に頼んで家族カードを発行してもらうようにしましょう。

無職でも作成できるおすすめクレジットカード6選

無職でも作成できるクレジットカードがいくつかあります。

その中でもおすすめできるのは次のカードです。

どのカードも基本的に年会費無料となっており、無職でも発行しやすい条件を揃えています。

また、使うことによって優遇される部分が多くなっていることから、使いやすいクレジットカードです。

ここからは、おすすめできるクレジットカードを詳しく説明します。

カード名	おすすめポイント	年会費	還元率	申込み条件	発行スピード
三井住友カード（NL） 詳細はこちら	飲食店やコンビニの 還元率が高い	永年無料	0.5％	満18歳以上の方 （高校生は除く）	最短10秒
エポスカード 詳細はこちら	エポス会員限定 特典が豊富	永年無料	0.5％	20歳以上の方 （学生を除く）	2週間程度
イオンカード セレクト 詳細はこちら	イオングループで WAONが基本の2倍に	永年無料	0.5％	満18歳以上	2週間程度
ライフカード 詳細はこちら	海外ショッピングで 3％キャッシュバック	永年無料	0.5％		最短3営業日
楽天カード 詳細はこちら	100円につき 1ポイント貯まる	無料		日本国内在住の満18歳以上 （高校生除く）	最短3日
セゾンカード インターナショナル 詳細はこちら	永久不滅ポイント！ 有効期限なし	永年無料	0.5％		最短即日

三井住友カード（NL）はセキュリティ面で強みを持つ

三井住友カード（NL）はナンバーレスカードとして有名です。

一般的にクレジットカードの表面には番号が記載されていますが、ナンバーを隠すことによってセキュリティを向上させることに成功しています。

三井住友カード（NL）は申込対象が緩くなっており、一般的なカードに比べて条件は簡単です。

満18歳以上の方（高校生は除く）

三井住友カード（NL）|申込条件

収入に関連している条件が記載されていませんので、無職で預貯金などの条件を達成できるようであれば発行できる可能性があります。

また、利用可能枠の上限は100万円までに設定されることから、最小限の枠である10万円も狙える点で発行しやすくなっています。

一番の良さは、紛失した際のトラブルにすぐ対応できる点で、ナンバーレスカードの良さである他人に使われてしまうという状況を改善できるのです。

国内・海外ともに、紛失・盗難のご連絡を24時間年中無休で承ります。

三井住友カード（NL）|紛失対応

いつでもトラブルに対応できるという観点では、保有時の安心感を大きく高められるメリットを持っています。

年会費	永年無料
ポイント還元率	5％
対応ブランド	VISA,MASTER
発行までにかかる時間	最短10秒

エポスカードは地球にやさしいサステナブルなカード

エポスカードは、リニューアルによってカードデザインが大きく変わったカードです。

以前までは赤色をモチーフとしているカードとなっていましたが、現在はシルバーをベースとしているカードに変更されています。

エポスカードも年齢条件さえ満たせば、クレジットカードを無職でも手にできるチャンスがあります。

日本国内在住の満18歳以上のかた（高校生のかたを除く）でしたらお申し込みいただけます。

エポスカード|申込条件

収入などの条件が未記載となっていることから、無職でも預貯金などの数値を考慮して発行できる可能性があります。

また、エポスカードはマルイで発行できるようにしており、当日中に受け取れるカードです。

クレジットカードをすぐに受け取りたいと考えている場合には、マルイへ行って発行してもらえば問題ありません。

エポスカードは地球にやさしいカードを目指して作られており、再利用プラスチックを使うことで環境への配慮も行われています。

カード素材に日本初となる廃棄プラスチックのリサイクル素材を採用し
環境にも配慮したサステナブルなカードに。

エポスカード|サステナブル

再利用されたものを使っていることから、一般的なプラスチックのカードに比べて環境への負担を軽減しているところに良さを感じられます。

年会費	永年無料
ポイント還元率	0.5％
対応ブランド	VISA
発行までにかかる時間	最短即日

イオンカードセレクトはイオンでの買い物でお得

イオンカードセレクトは、イオンの買い物でお得なカードです。

一般的なポイント還元率は0.5％となっていますが、イオンで買い物している場合にはポイントが倍になるよう作られており、多くのポイントを得られるようになっています。

イオンカードセレクトも発行する際の条件が緩くなっており、年齢条件以外に必要とされるものはありません。

18歳以上の方がお申込みいただけます。(高校生の方は、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます)

イオンカードセレクト|申込条件

収入に関連する条件に加えて、無職は発行できないという条件が記載されていないことから、問題なくカードを発行できます。

また、イオンカードと言えばお客様感謝デーの5％OFFが得られることから、イオンで買い物する際に安くなるという状況を作りやすくなっています。

用意されているブランドも3つありますので、自分が希望しているブランドから選べるのはいいところです。

年間50万円以上の利用でゴールドカードにできる点も優秀で、無職でも条件さえ満たせばゴールドカードを手にできるチャンスがあります。

年会費	永年無料
ポイント還元率	0.5％
対応ブランド	VISA,MASTER,JCB
発行までにかかる時間	2週間程度

ライフカードは誕生月のポイント還元率が高め

ライフカードは、長く年会費無料のカードとして使われているクレジットカードです。

年会費無料と言えばライフカードと言われるほど、利用されている頻度も高いカードとして有名となりました。

ライフカードは、次の条件さえ満たせば無職でも発行できる可能性を秘めています。

3つの条件さえ満たせば、収入に関連する情報は一切ありませんので、クレジットカードを発行できる可能性があります。

また、ライフカードと言えば誕生月にポイント3倍のサービスを受けられることから、誕生月に多く利用しておけばポイントを貯めやすくなります。

クレジットカードの発行までにかかる時間も短く、すぐにカードを受け取りたい人におすすめです。

学生用のカードもあることから、学生も気軽にカードを保有できます。

年会費	永年無料
ポイント還元率	0.5％
対応ブランド	VISA,MASTER,JCB
発行までにかかる時間	最短3営業日

楽天カードはポイント還元率の高さが魅力

楽天カードはポイントを貯めやすいクレジットカードです。

楽天市場でのポイント還元率が高くできる他、店舗でも提携している場所でのポイント還元率を増やせるチャンスがあるなど、ポイントを得る際におすすめできるカードです。

楽天カードも無職は発行できないと記載されていないことから、無職でも発行できるチャンスがあります。

通常の楽天カードは3つのうちで一番審査に通りやすいカードのため、専業主婦や学生、初めてクレジットカードを作りたいと考えている人にもオススメです。

楽天カード|申込条件

また、カードデザインが豊富に用意されており、一般的なカードデザイン以外も選択できるようになっています。

クレジットカードとしては珍しく、AMEXブランドが選択可能になっている点もメリットと言える要素です。

何よりもいいところは、豊富なセキュリティを準備している点です。

安心して利用できる状況を作っているため、楽天カードはセキュリティ面でも期待できるカードと言えます。

年会費	永年無料
ポイント還元率	1.0％
対応ブランド	VISA,MASTER,JCB,AMEX
発行までにかかる時間	1週間程度

セゾンカードインターナショナルは条件が緩く狙いやすい

セゾンカードインターナショナルは、永久不滅ポイントを提供しているカードです。

セゾンカードのポイントは永久的に残るものとなっており、退会するまではポイントを常に保有できる状況となっています。

セゾンカードインターナショナルは、連絡が取れれば無職でも発行できる可能性を持っています。

18歳以上のご連絡可能な方

セゾンインターナショナルカード|申込条件

収入などの条件が一切記載されていないこともあり、無職でも狙いやすいカードとなっています。

また、セゾンカードカウンターが置かれている店舗であれば、セゾンカードインターナショナルを即日発行できます。

当日中にクレジットカードを手にできるチャンスは大きなもので、すぐにカードが欲しいと考えている場合に便利です。

オンラインショッピングに関する補償も準備されていることから、ネットでの買い物を利用したいと考えている場合におすすめです。

年会費	永年無料
ポイント還元率	0.5％
対応ブランド	VISA,MASTER,JCB
発行までにかかる時間	最短即日

無職がクレジットカードを発行する際に気をつけたいポイント

無職で本会員のクレジットカードを発行したいと考えている場合は、気をつけなければならないポイントがあります。

まずは申込条件に縛りが設けられているカードを避けてください。

あらゆる条件を一番低い状態にしておかないと、審査を通過できない可能性が高いので注意してください。

ここからは、無職がクレジットカードを発行する際の注意点を詳しく説明します。

申込条件の縛りが厳しくないカードを選択する

まずは申込条件の縛りが厳しくないカードを選択してください。

申込条件の縛りが厳しいカードを選択すると、無職というだけで審査を通過できなくなってしまいます。

ゴールドカード以上は一定以上の収入を持っていなければ発行できないものもありますので、無職の方は申込を避けましょう。

申込条件に追加の記述があるもの、本人の収入が絶対に必要としているカードは狙っても厳しいため、審査を避けたほうが無難です。

審査を受けるのであれば、まず収入面での記載が存在しないカードを選び、なおかつ他の条件を最小限に抑えるなどの対応が必要です。

どれだけ魅力的な条件が存在していたとしても、ゴールドカード以上のランクは避けて、一般カードで発行しやすいものを狙っていくのがおすすめです。

収入面での記載が存在していないものも含めて、審査を受けても大丈夫とされているカードを選び、審査を通過できる可能性を高めておきましょう。

ショッピングの限度額は最小限に抑える

希望するショッピング枠の限度額は最小限に抑えるようにしてください。

クレジットカードの申込では、ショッピング枠とキャッシング枠の限度額を設定できますが、限度額を引き上げると必要とされる収入額が増えてしまいます。

限度額を高くする	限度額を低くする
無職は収入がないので審査を通過できない	無職でも審査を通過できる可能性がある

ショッピング枠の限度額はカードによって異なりますが、最小で10万円が適用できます。

10万円で審査を受ければ、収入がない人でも支払える能力があるものと判断され、審査を通過できるケースがあるのです。

もちろん限度額を事前に設定できないものでも、10万円という限度額を提供できると判断されれば審査を通過できる可能性があります。

欲張って限度額を増やすような方向性は避けて、最小限の状態で審査を受けるようにする対策が求められます。

キャッシング枠は絶対に設けない

クレジットカードにはショッピング枠と一緒にキャッシング枠の設定が可能ですが、無職の人は絶対に設けないでください。

キャッシング枠の審査には収入が必須とされていることから、収入を持っていないと判断される無職は審査を通過できなくなってしまいます。

キャッシング枠を設ける	キャッシング枠を0円にする
キャッシングの審査が絡むため無職は審査落ち	キャッシングの審査を回避できるため無職も安心

キャッシング枠は消費者金融と同じような対応で審査を実施するため、収入を持っていない無職では通過できません。

また、預貯金を記載して審査を通過できるカードでも、キャッシング枠については定期的な収入が求められることから、審査を通過できなくなってしまいます。

お金を借りるという方向でカードを作る場合は、どのような状況でも収入を持たなければならない点に注意しておきましょう。

無職がカードを発行するためには、絶対にキャッシング枠は0円に設定し、審査自体を回避する方向で進めなければなりません。

年会費を請求されるクレジットカードは避ける

年会費を請求しているクレジットカードは避けてください。

年会費はゴールドカード以上で請求されるケースが多くなっていますが、一般カードでも年会費を請求しているカードがあります。

毎年の支払いを実施するというカードは、一般カードの中でもランクが高めに設定されていることから、無職が審査を受けても通過できない可能性が高いのです。

年会費を請求しているカード	年会費無料のカード
毎年の支払いができないと判断され審査落ち	無職でも年会費を払わないため審査を通過できる

毎年の支払いというのは収入の有無を考慮する条項になりますので、年会費の支払いにも耐えられないような無職というのは審査に落とされてしまうのです。

一方で年会費無料とされているカードを選べば、毎年の支払いは回避できることから、利用金額の支払いに問題がなければ審査は通過できます。

マイルを獲得できる航空会社のカードなど、年会費を支払うカードにもいいものはありますが、無職の人は回避してください。

年会費無料の中から、自分に向いているカードを1枚選び、審査を受けるようにしておきましょう。

クレジットカードの申込は1枚だけに限定する

クレジットカードの申込は1枚だけに限定してください。

2枚以上のクレジットカード審査を受けていると気づかれれば、その時点で信用を失ってしまい審査に落とされてしまうのです。

1枚だけ審査を受ける	2枚以上の審査を受ける
単独の審査だけを受けているため審査に影響が少ない	複数のカードで審査を受けているため信用がなくなる

複数のカードを保有するというのは、当然支払い能力を多く持っていることを意味していますので、収入を持っていない無職では審査通過が望めません。

さらに審査に大きな影響を及ぼす傾向があり、単独で審査を受けていれば審査通過が望めるカードでさえ審査に落とされてしまいます。

審査状況はクレジットカード会社側で共有している情報となっていることから、こっそり2枚目以降のカードを狙うという方法も取れなくなっています。

確認している情報は数多くありますが、無職にとってマイナスの情報も多々あることから、どのような事情があっても希望するカードは1枚に絞ってください。

2枚目以降のカードを希望したいと考えている場合は、自分で収入を確保し、しっかり返済できる環境を作り出しておく必要があります。

無職の人が審査に落ちる理由

無職の人がクレジットカード審査に落ちてしまう要因は、次の理由が関連しているためです。

無職は支払い能力がほぼないと判断されてしまうため、どうしても審査通過が難しくなってしまいます。

また、クレヒスに関連している情報も弱いものとなっており、カードを使わせても大丈夫なのか判断するのも難しいのです。

ここからは、無職がクレジットカード審査に落とされる原因を詳しく説明します。

クレヒスの情報が弱い

無職は過去にクレジットカードを利用していないことから、クレヒスがほぼ貯まっていないという事例がいくつかあります。

クレヒスというのは、クレジットカードに関連する過去の履歴を残しているもので、キャッシングでの信用情報に該当しているものです。

クレヒスが多く貯まっている人は、信用できる情報が多数掲載されていることから、多少収入が足りない状態であっても審査を通過できる状態になっています。

クレヒスが多い	クレヒスが少ない
信用できる情報が多く残されていて安心	信用できるか不安な状態になってしまう

多くのクレヒスを持っている人であれば、収入面で不安のある職業でも審査を通過して、カードを保有できる状態になっているのは事実です。

無職の場合はクレヒスがそもそも多くないことがマイナス材料となってしまいますが、何よりもクレヒスにマイナス情報が残されているという問題が存在します。

無職で多いのは審査落ちが多くなっていること、またはカードを保有した経験があるものの、クレヒスに該当する情報を残していないという問題です。

カードを使わなければクレヒスは貯まっていかないため、カードを使わないで放置していたことによって審査に落とされるという事例もいくつかあります。

収入面での問題が一番指摘されている部分ではあるものの、クレヒスが弱すぎて信用できないというのも大きな問題であることを理解しなければなりません。

支払い能力の証明ができない

続いて支払い能力の証明ができず、審査を通過できるラインに到達していないことが影響しています。

支払い能力というのは、収入を持っているかどうかが大きな影響を持っており、収入を多く持っている人は返済能力が高いものと判断されています。

また、クレジットカードを利用し続けている人が更新されたカードを手にする時、返済能力があれば利用可能枠が増加するなど、カード会社は返済能力をしっかり見ているのです。

無職は審査を通過できる返済能力を持っていないと判断されるため、審査に落とされるケースが多くなってしまうのです。

一般的な収入を持つ人	無職の人
収入を持っているため審査でプラスの要素がある	収入を証明できないためマイナスの状態になる

無職は預貯金が記載できるクレジットカードであれば返済能力を一時的に証明できますが、預貯金を記載できないカードだと収入を持っているか判断できません。

収入を持っていないと判断される無職は、カードを発行しても返済してくれない可能性が高いと判断されるため、審査に落とされてしまうのです。

特に預貯金もあまり持っておらず、無職の経験が長い状態になっていると審査を通過するのは困難です。

収入がないという状況は、金融商品を提供しているクレジットカード会社からすれば極めて厳しい状況と言わざるを得ません。

虚偽の情報を入力している可能性が高い

無職は虚偽の情報を入力している可能性が高いことから、審査に通らない傾向があります。

無職がクレジットカードを発行するための方法として、色々な部分に虚偽の記載をするという方法があります。

よく採用されている方法として、無職という情報を提供したくないという判断から、自営業者などの情報を提供して審査を通過するものがあります。

また、収入についても最小限の数値に設定しておけば、審査を通過できる可能性があることから偽ってしまう状況が起きてしまうのです。

しかし、クレジットカード会社はあらゆる情報をしっかり審査によって把握しており、嘘をついている人を徹底的に排除する方針を取っています。

嘘だと判断できる理由として、次の対策を取っているのが大きな要因です。

職業については、年収の予測をある程度立ててしまえば、本当に仕事をしているのか判断するのは容易です。

また、仕事をしているかの判断についても、本当に仕事をしているなら何らかの情報源が見つかる他、クレヒスの内容などで返済能力を判断できる状態となっています。

やはり虚偽の情報でもクレヒスが大きな役割を持っているのは間違いなく、過去の利用状況などを見て収入を持っているかなどの情報はすぐにわかってしまうのです。

嘘をついている人は問答無用で審査に落とすという方針を採用していることから、会社側としては1つでも怪しい情報があれば審査に落としてしまいます。

無職が確実にクレジットカードを手に入れるなら家族カードがおすすめ

どうしても無職がクレジットカードを保有したいと考えているのであれば、家族カードを発行してください。

家族カードは、本会員が契約しているカードの付帯特典として準備されるもので、上限の枚数まで発行できます。

家族カードは一般的な会員ではなく、契約している人の家族としてカードを持つこととなるため、一般的なカードとは異なる方針が採用されています。

家族カードの場合、支払いや限度額は本会員の人を参照することになるため、限度額が多いカードを持っている人に相談すればかなりの枠を準備できる可能性があります。

また、家族カードにも本会員と同じ機能が準備されており、保険や優待特典などはおないものが準備されています。

なかなか審査を通過できない場合でも、家族カードを持ってしまえば普通にクレジットカードと契約していることと同じ状況を作れるのです。

審査を通過できない無職にとって、審査を通過できる可能性が相当高い家族カードを利用していけば、カードを持てないという状況から解放されます。

家族カードであれば審査を受ける心配がない

基本的に家族カードには審査がありません。

家族カードに審査がない要因としては次の理由があります。

既にクレジットカードとしての審査は終わっていることから、返済能力は契約している人の情報を参照して問題がないことを確認しています。

また、利用できる範囲も本会員が返済できると判断できるラインで設定されることから、本会員が無理な利用枠を持っていない限りトラブルは起こらないものと判断しています。

家族に対する審査をしても何も情報がわからないことがあるために、基本的に内容については審査を実施しません。

ただ、次の内容については申込時に確認されるため注意してください。

家族以外にカードを発行しているような状況が起きていないかチェックされることから、家族以外にカードを渡す方法は不可能です。

また、本会員がカード会社とトラブルになっていた場合は別の話であり、本会員のカードと一緒に家族カードを拒否される事例がある点も注意しておきましょう。

利用した金額は本会員が払ってくれるので安心

家族カードが利用した金額は、本会員が支払う方針です。

家族カードは本会員のカードに紐づけられているカードとなっており、支払いは本会員の人がまとめて行う方針となっています。

家族カード	一般的なクレジットカード
家族の支払いは本会員が一括で行う	契約している人が支払いを行う

無職が家族カードを保有したとしても、支払いは事前に契約している人が担当しますので、無職に支払いを要求されるという状況は起こりません。

本会員がしっかり支払いを担当していれば、無職がどれだけクレジットカードを利用しても問題なく支払いは継続されていきます。

支払額は家族カードと本会員のカードを合算して行うこととなりますが、家族があまり利用していないのであれば支払の負担は軽減されるので安心です。

あまりカードを利用していない状況であれば、本会員が支払いで苦労する状況も起こらないため安心して家族カードを提供できます。

利用状況や明細は確認されているので使い過ぎに注意

無職でもクレジットカードを保有できる家族カードは便利ですが、利用状況や明細については確認されているため注意しなければなりません。

家族カードの利用状況は全て本会員の明細に記載されており、どれくらい利用されているか確認されています。

明らかに使いすぎだと判断されれば、使い過ぎを止めるように指摘されますし、場合によっては制限を加えて利用できる額を抑えるという強硬手段もあります。

あまり家族カードを使っていない	家族カードの利用額が多い
本会員が規制する可能性はほぼない	利用額が多すぎるため制限する可能性がある

利用額が多すぎることで制限されてしまうと、家族カードをあまり使えなくなってしまい、欲しいものを買えない状況も起きてしまいます。

また、あまりにも額が多すぎて迷惑をかけている状況を作ってしまうと、本会員がこれ以上は保有させられないと判断して、家族カードを勝手に解約するという事例もあります。

家族カードは便利であるのは間違いありませんが、使いすぎると本会員に大きな迷惑をかけてしまい、カードの使い勝手に影響する点に注意してください。

特に無職は調子に乗ってしまうと、返済能力がないことを理由に家族カード解約という方針を取られやすい点を知っておかなければなりません。

クレジットカードを無職が手にする際に出てくるよくある質問

無職でクレジットカードを手にする際に出てくるよくある質問について見ていきましょう。

無職がクレジットカードを手にするためにどうすればいいかと不安に思っている人もいます。

また、無職になってしまったときにペナルティがあるのか気になっている人も確認されています。

しっかり質問の内容を確認し、本当に大丈夫なのか確認しておきましょう。

無職がクレジットカードを得るためには何に気をつければいいですか？

無職がクレジットカードを得るためには、一般カードでも審査があまり厳しくないカードを狙うことです。

審査が厳しい一般カードを狙うと簡単に審査落ちとなってしまうため、比較的審査を通過しやすいカードを狙っていくのがおすすめです。

年会費を請求するクレジットカード	年会費無料のクレジットカード
審査に落とされる可能性が高い	審査に落とされる可能性が低い

年会費無料で、多くの人が発行に成功している有名なカードを狙っていけば、無職でもカードを保有できるチャンスがあります。

ただ、確実に得られるわけではありませんので、無職でも貯金をしっかり持っているなど、お金を証明できるカードを優先して狙っていくのがおすすめです。

間違ってもランクの高いカードを狙って審査を受けないように気をつけてください。

無職になるとクレジットカードは解約されますか？

無職になったとしても、クレジットカードが解約されるわけではありません。

無職になった直後の情報はカード会社に知られていないことから、カードの解約というのは基本的に発生しないのです。

仮にカードが解約される可能性があるとすれば、カードの契約を更新するタイミングとなりますので、更新タイミングまでは絶対カードを保有できる状況であると判断して大丈夫です。

ただ、更新のタイミングでクレヒスがなくなっているなどの理由があれば、信頼性を失うため審査に落とされ、カードを保有できなくなってしまいます。

クレヒスが多い	クレヒスがない
カードを利用している実績で継続できる	利用実績がないため更新されない

定期的にカードを利用するようにして、クレヒスをしっかり準備しておくのは何よりも重要です。

審査落ちのクレジットカードを何度も狙っていいですか？

審査落ちのクレジットカードを何度も狙ってはいけません。

何度も審査落ちのカードを狙ってしまうと、ブラックリストに掲載されて該当のカードは発行不可能になります。

審査落ちのクレジットカードを諦める	審査落ちのクレジットカードに何度も申し込む
1度審査落ちしているだけなのでしばらく経過すれば問題ない	何度も審査を受けることで迷惑となりブラックリストに掲載される

ブラックリストに掲載されると、該当のカード審査は受けられなくなってしまい、強制的に排除されます。

また、系列のカードにも影響が及んでしまい、選択肢を大幅に減らす要因となってしまいます。

間違っても審査落ちのカードを何度も狙うような行動だけは避けてください。

無職はキャッシング枠を利用できますか？

無職はキャッシング枠を利用できません。

無職という時点で収入を持っているとは判断できないことから、キャッシングは利用できないのです。

一般的な申込者は仕事をしていますし、定期的に収入を持っていることから返済能力はしっかり確保されています。

しかし、無職は定期的に収入を得ているわけでもなく、仕事をしていないため利用できない状態です。

仮にキャッシング枠を希望した状態でクレジットカードに申し込むと、無職というだけで審査に落とされてしまいます。

無職でクレジットカードを申請する場合の職業欄は？

無職がクレジットカードへ申込む場合の職業欄は、正直に無職と記載したほうが無難です。

後から職業が虚偽だと分かってしまうと、審査に落とされやすくなってしまう他、カードの更新タイミングで更新されないといった状況が起きやすくなってしまいます。

無職であることをしっかり示したうえで、他の項目で信頼性が高いと判断された方が、審査を通過できるチャンスは多くなっているのです。

無職で申し込む	職業を虚偽で申し込む
他の情報次第で審査を通過できる可能性あり	虚偽の情報に気づかれて信用がなくなる

カード審査というのは信用が第一ですので、虚偽の記載に該当する職業で申し込むより、大人しく無職であることを示した方が無難です。

無職でもクレジットカードは発行可能！審査基準が厳しくないものを選ぼう

ここまで無職でもクレジットカードが発行できるか見ていきました。

簡単にまとめると次の通りです。

無職はクレジットカードを持てないわけではありません。

かなり厳しい条件は付けられてしまうものの、無職でも発行できるカードがないわけではないのです。

どうしても発行したいと考えている場合は、年会費無料のカードを中心によく使われているカードを狙ってください。

また、審査に落とされ続けて発行できない時は、家族カードの利用も選択肢に入れておきましょう。