スタッフブログ

2022年1月14日 金曜日 スタッフ日記

忘れない 二七年

こんにちは エナミです

 

まもなく二七年前の話になるんですね

 

当時マンション管理の仕事をしておりましたので

当日我々は 行政の許可証を持って現地に入ることが出来ました

 

神戸の街はがれきだらけ 空には爆音のヘリコプター

血まみれの方が毛布をかぶって歩いてこられる姿とすれ違います

 

 

現地で我々が到着するまで 住民の指揮を執り続けた住み込みの管理人さん

ここに二人

あそこに一人

そこには三人

どれだけの恐怖と責任感が解けたのでしょうか

私たちの姿を見た途端 男泣きされた後

教えてくれました

 

まだご遺体が埋まったままです

今しゃべっている 目の前のそこのがれきに です

 

暮れかかると、空は真っ赤でした

炎と、各地から何百台と集まってくれた緊急車両の赤色灯で

異様な光景でした

 

凍った地面にブルーシートを敷いての生活を余儀なくされた

ご老人の方々を忘れることは出来ません

 

何事もないことが一番ですが

災害は忘れた頃にやってくる

供えは出来ていますか?

もう一度心に問いかけたいものです