こんにちは エナミです
まもなく二七年前の話になるんですね
当時マンション管理の仕事をしておりましたので
当日我々は 行政の許可証を持って現地に入ることが出来ました
神戸の街はがれきだらけ 空には爆音のヘリコプター
血まみれの方が毛布をかぶって歩いてこられる姿とすれ違います
現地で我々が到着するまで 住民の指揮を執り続けた住み込みの管理人さん
ここに二人
あそこに一人
そこには三人
どれだけの恐怖と責任感が解けたのでしょうか
私たちの姿を見た途端 男泣きされた後
教えてくれました
まだご遺体が埋まったままです
今しゃべっている 目の前のそこのがれきに です
暮れかかると、空は真っ赤でした
炎と、各地から何百台と集まってくれた緊急車両の赤色灯で
異様な光景でした
凍った地面にブルーシートを敷いての生活を余儀なくされた
ご老人の方々を忘れることは出来ません
何事もないことが一番ですが
災害は忘れた頃にやってくる
供えは出来ていますか?
もう一度心に問いかけたいものです