滋賀県内にも、山肌やがけにブルーシートが至る所に施され、痛々しい限り。
近年まれにみる大型台風が次々とやって来て、本当に心配ですね・・。
今日、以前火災保険に入って頂いていた事のある方にお会いしてきました。先日、滋賀県内の災害で裏山が崩れた現場の、すぐ隣の工場の社長さんです。工場は奇跡的に無事だったそうです。周りを社長さんが案内してくださいました。
お年寄りが亡くなられた現場には小さな花が供えられていました。ニュースで見た光景よりは片づけられている分、悲惨さは少ないのですが、辺りを見回すと山肌は大きく削られており、地肌がむき出し。更地になった土地には、私の背丈ほどある岩がゴロリと転がったままで、胸が締め付けられる思いでした。こんなものが家を直撃したんですね。
かつてこの工場に保険を提案させて頂いた時、裏山が崩れる事を、私は想定していませんでした。社長さんも、同じだったと言います。
保険の仕事をしていると、時々、どこまで心配して、どれだけの補償を用意して頂くのがいいのだろうかと悩むことがあります。
正解は何か分かりませんが、この被災地を見ながら、かつてのお客様とお話ししているうちに、この仕事を通じて何をお伝えしていくべきか再確認できたように思います。
お客様にどんな事が起こっても、悔いの残らない提案をしていかねば。
本日は衝撃が大きすぎて、センチメンタルエナミになっております・・・。
PS:この週末は、皆様十分に警戒してください。