スタッフブログ

2014年2月21日 金曜日 スタッフ日記

田中一村

こんにちは エナミです。
滋賀県内、交通事故が多発しています。
十分にご注意くださいね。
訪問販売詐欺や不審者情報も最近多発傾向です。
念のために下記のアドレスで情報収集を!
http://anzen.shiga-saku.net/

さて、先日、街なかで エンジェルストランペットの大きな花を見かけたので、思いがけず「田中一村」を思い出してしまいました。
奄美大島というと、この人を思い浮かべる、という人は多いのではないでしょうか?
私も以前、奄美大島出身の方と飲む機会があり、真っ先にこの話題でスタートしましたら、
「よく言われます。」とおっしゃってました。その方の知り合いも本物の作品を持ってらっしゃるとか!
羨ましい・・。

今でこそこんな感情もわきますが、知ったのは十数年前の事です。
以前嫁さんがおもむろに「田中一村」という画家の展覧会に行ってみたいとのたまいまして、
「誰?」という感じで付き合い半分 安易な気持ちで出かけたのですが、
あの絵のインパクトは・・それはそれは、すさまじいものがありました。

一見、イラストのようにさえ見えてしまうかもしれませんが、実物を見ると「魂」を削って描いたような、
異様とも思えるほどの迫力を感じます。特に後期の作品は圧巻で、他に類を見ない画風、
迫力の中に愛情やパッション、何とも言えないいつくしみを感じます。
街なかで南国の花を見かけると「田中一村」みたいな花・・と思ってしまいます。

植物などの自然を描いて、これだけ印象付けてしまうなんて?一体どんな思いで描いておられたんでしょうか?
同年代の画家たちが認められてどんどん世に出ていく中、苦しみもがいて奄美に移り、
この境地にたどり着いたそうです。
生涯独身でとおし、奄美の地で、最後は誰に見取られることなくこの世を去ってしまったとか。

たまには絵画を観に出かけてみてください。実物を見ればきっと何かを感じることが出来ますよ?
やはり何でもライブが一番!ですね。

https://www.nhk-book.co.jp/goods/isson/works/detail.html

https://www.nhk-book.co.jp/goods/isson/works/detail11.html